aotamitsuhiro.jpbicicletafotootro
2004/11/21

2004年の東京国際自転車展
ページ 1 - 2

 行ってみれば、キャノンデールも、トレックも、スペシャライズドも、シュインも、ハロも、FOES も、ORANGE も、ホンダも置かれていない2004年の東京国際自転車展。
 これでは「自転車界に何が起きているのか」なんて分からないではないか、と思いながら、新たな方向へ動いているような2004年の東京国際自転車展で、私が見たものとは、、、

曙ブレーキはROTEC

水谷自転車の扱う曙ブレーキ。なんだか二年前と変わらないな、と思っていたら、なんと車体がFOESからROTECになっていました。


両輪駆動自転車

両輪駆動のマウンテンバイクが展示されていました(SHESCO)。ドライブシャフトが剥き出しの外観は、少し格好が宜しくないと思いました。同じ両輪駆動を謳うのならば、三洋電機の電動アシストのほうが、まだ賢そうな見た目。ヘッドチューブの下部にある伝達部分では、遊星ギアを使って、操舵に悪影響を及ぼす力を打ち消しているそうです。


今昔の動力アシスト自転車

初期は競輪PASなどの意欲作がありましたが、今年のヤマハPASは擬似レトロでお茶を濁していました。オートバイのSRを模した格好です。一方、最近は良い自転車を作っていませんが、その歴史では他に負けないプジョーは、旧いモペット(原動機付き自転車)を多数展示(プジョー モトサイクル)。こちらは本物の旧さで、色も良い具合でした。


KHSとKONAのダウンヒルバイク

ORANGEとよく似た形のKHS。そして、KONAのSUPREME(Akiコーポレーション)。ダウンヒルバイクの展示が少ないなかで、頑張りつつ、静かに佇んでいました。


巨大機械工業

東アジアが世界に誇る巨大な自転車メーカーのジャイアント。私たちが10万円、20万円でそれなりの自転車を買って遊ぶことが出来るのは、彼ら台湾量産メーカーの努力のおかげです。上は、コンパクトかつ低重心で乗りやすそうなダウンヒルバイク。中央はトライアルバイク。下はクロスカントリー用のカーボンフレーム。私の持っているMCMから、より進化しているようで、価格も13万円に上がっていました。ロードレーサーもカーボンを使ったものが多くなりました。


ページ 1 - 2


撮影機材 : Nikon D100 , AF Nikkor 24mm F2.8 D
撮影者 : あおたみつひろ
fotootroaotamitsuhiro.jp