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妻沼移住を機に始めた mixi での日記を転載します(二ページ目)。


八王子霊園( 2009/04/05 )
インターモールド2009( 2009/04/12 )
西小泉のブラジリアンプラザ( 2009/04/19 )
ブラジルと日本、一つの家( 2009/04/26 )
くすぶりついでにアクセス解析( 2009/05/05 )
インラインスケートで妻沼散歩( 2009/05/10 )
三種の神器を揃えずとも( 2009/05/17 )
ツアー・オブ・ジャパン、日比谷〜大井埠頭( 2009/05/24 )
八ヶ岳山麓で休養( 2009/06/01 )
八ヶ岳中止で皇居へ( 2009/06/08 )
SIX13、妻沼に戻る( 2009/06/15 )
コロンビアの音楽( 2009/06/23 )
新幹線の切符を買いに( 2009/07/05 )
新盆( 2009/07/15 )
太田の金山( 2009/07/26 )


2009年3月以前の記録 / 一覧 / 2009年8月以降のページ

八王子霊園

 水曜日(4月1日)。私は、競技用自転車フレームの開発と製造を事業化しようとしているグラファイトデザインを陰ながら応援しており、格好良く言えば株主でもあるのですが、そのグラファイトデザインから競技用自転車フレーム販売に関する発表がありました。

発表資料 URL :
http://www.c-direct.ne.jp/public/japanese/uj/pdf/10107847/20090401169698.pdf

 鉄道好きでもある私は、当初、東武鉄道の株を保有したいと思っていたのですが、単元株が50万円前後で取引されており、手が届きませんでした。一方、グラファイトデザインの単元株は三万円弱でしたので、私のような人間でも(当時は無職無収入)、めでたく株主となることができました。

 土曜日(4月4日)は、キャノンデール SIX13 に乗って、越谷にある実家へ移動しました。熊谷から中山道を走り、旧中山道に入って大宮駅の東側を抜け、北浦和駅を右手に見たところで、越谷に向けて東に舵を取りました。産業道路を横切り、シャッターが下りたままの「スポーツバイクファクトリー北浦和スズキ」を横目に見たその数秒後、華やかな空気に包まれた「スポーツバイクファクトリー北浦和スズキ」の新店舗が視界に飛び込んできました。店内を覗き見した後、再び越谷へと自転車を進め、北越谷の桜堤(写真 1 )で七分咲きの花を眺めました。

10:39 妻沼のアパート
12:58 北浦和スズキ(さいたま市)
13:41 北越谷の桜堤(越谷市)
14:15 越谷の実家

 今日(4月5日)は、祖母の遺骨を納めるため、八王子霊園へ行きました。八王子霊園(写真 2 、2007年撮影)は広々としていて居心地が良く、私はここへの遠足を毎回楽しみにしています。今回は料理屋さんに昼食を予約していましたので自粛しましたが、普段はお墓の前でおやつを広げて、故人そっちのけで食べるのが慣しとなっています。また、もう少し若い頃には、芝生の上でサッカーボールを蹴ったり、園内の道路でロングボードを転がしたりしました。今日も、他の家族がキャッチボールをしていて、取り損ねては周りのお墓にボールを当てていました。八王子霊園、最高。
 三枚目の写真は、在りし日の祖母です(2002年撮影、当時八十九歳)。

2009年4月5日 あおたみつひろ

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インターモールド2009

 土曜日(4月11日)。金型業界の展示会であるインターモールドを見学するために、東京国際展示場へ行ってきました。私が以前勤めていた町工場では、金型に合わせて使う器具も作っていましたので、金型には少しだけ親しみがあります。また、金属部品の設計と加工に用いる CAD、CAM、マシニングセンターといったものは、金型製作に用いられるものと共通していますので、参考になります。
 マシニングセンターというのは、工作機械の一種です。ひとつの機械の中に「まな板」と「刃物」が収まっていて、「毎分1メートルの速さで右方向に100ミリ削れ」というような意味合いの命令文を入力すると、「まな板」と「刃物」がその通りに動きます。工作機械の場合、料理と違って「まな板」も動くのです。
 近年は、その「まな板」が前後左右に動くだけでなく、回ったり傾いたりもする五軸制御マシニングセンターなるものも普及してきました。

五軸制御マシニングセンターの一例 :
http://www.okk.co.jp/product/5ax.html

 上記URLは、マシニングセンターを作っている大阪機工(OKK)という会社のページです。写真の「まな板」がすでに傾いていますので、それが回ったり傾いたりする動きを想像することができると思います。

 東京国際展示場からは都営バスで京橋へ移動し、八重洲ブックセンターで本を眺めてから、越谷の実家へ帰りました。

 日曜日(4月12日)は、一週間実家に放置されていたキャノンデール SIX13 に乗って、越谷から妻沼へと帰りました。

10:59 越谷の実家
13:46 妻沼のアパート

 至る所、桜の枝先では花から若葉へと主役の交代が行われています。

2009年4月12日 あおたみつひろ

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西小泉のブラジリアンプラザ

 金曜日(4月17日)。スペインのスポーツ紙 MARCA のウェブサイトに、アスタナ(自転車競技のプロチーム)が財務上の問題に直面している、という記事がありました。カザフスタン自転車競技連盟の副会長によると、現時点ではアスタナ航空以外の協賛企業は資金提供を拒んでいないそうですが、チーム名が変わる可能性も排除できないそうです。副会長は一方で、この経済危機は世界最高のチームへの支援をやめねばならないほどの打撃をカザフスタンに与えていない、と気を吐いています。
 三年前にスペイン(やイタリアやフランス)で「アスタナ」という名前を知っている人がどれほどいただろうと考えてみますと、カザフスタンが打ったこの広告の効果は絶大だったと思います。今では、「アスタナのコンタドールが云々」「アスタナのアームストロングがどうのこうの」という文言が、連日、ウェブサイトや新聞、テレビを賑わしています。

 今日(4月19日)は、マウンテンバイクに乗って、群馬県の大泉町へ行きました。一度目は、大泉町に入ったところで後輪がパンクし、外したタイヤを肩に掛け、埼玉県に戻りました(写真 1 )。妻沼のアパートでパンクを直し、二度目の挑戦。いずみ総合公園、ハナミズキ通り、いずみ緑道(写真 2 )の順番で、ひと続きになっている遊歩道を走り、西小泉駅に至りました。
 群馬県大泉町は人口の一割以上を外国人が占めています。そのほとんどは日系ブラジル人と日系ペルー人で、特に日系ブラジル人が多く住んでいます。マウンテンバイクに乗りながら西小泉駅の近くを眺めると、日系人が営んでいると思われる雑貨屋さんやタトゥー屋さんがありました。そして、少し東に進むと、北側に「ブラジリアンプラザ」という看板が掲げられた建物が見えました。
 この「ブラジリアンプラザ」の建物の中には「SONY SHOP MATSUMOTO」という電器屋さんが入っているのですが、「これのどこがブラジルなのだろう」と思って近づいてみると、値札やチラシの商品説明がポルトガル語で書かれていました(写真 3 )。また、コンピューター用のポルトガル語キーボードや浮世絵の絵柄の入った飾り皿など、それらしい商品も並んでいました。
 軽食を売っているお店(ブラジリアンプラザ内)で、とうもろこしの入ったプリンを食べてから、他にも何か食べてみようと思いましたが、お金をほとんど持っていないことに気付き、妻沼に戻りました。

2009年4月19日 あおたみつひろ

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ブラジルと日本、一つの家

 木曜日(4月23日)。スペインのスポーツ紙 MARCA のウェブサイトに、カタルーニャ一周大会はモンメロのサーキットで締めくくられる、という記事がありました。一時は資金難により開催が危ぶまれていたカタルーニャ一周自転車競技大会ですが、5月18日にジロナ県のリョレット・デ・マルで開幕し、5月24日にバルセロナ県のカタルニアサーキット(オートバイの世界選手権が開催されるところ)で閉幕することとなるようです。

 土曜日(4月25日)は、土曜出勤している同じ会社の人たちとともに昼食を摂り、また、夕方にはそのうちの一人のお宅にお邪魔しました。
 その人はブラジル出身で、奥さまは日系の人です。ご夫妻の第一言語はポルトガル語ですが、お子さんはバイリンガルで、小学生の三男は「頭の中では日本語で考えている」そうです。また、一家揃って音楽が好きで、長男はギター、次男はベースを演奏します。
 この日は、彼がブラジルで働いていた頃の写真を見たり、ブラジルの音楽を聴いたりしながら、賑やかな夜を過ごしました。

2009年4月26日 あおたみつひろ

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くすぶりついでにアクセス解析

 この連休は、5月4日の午前中に、現在勤めている会社の工場で作業をすることになったため、完全な休日は二連休までとなり、普通の週末と変わらず、妻沼とその近辺で過ごしています。
 土曜日(5月2日)には、渡良瀬川の河川敷でブラジル出身の三家族に混ぜてもらい、バーベキューを楽しみました。月曜日(5月4日)は工場での作業後、同じ会社で働く人たちと一緒に昼食を摂りました。今日(5月5日)は、越谷から訪ねてきた両親と、太田駅の北側にある金山城址を散策し、ブラジル食料品店の食堂で食事をしました。

 そのようなわけで、自転車にも乗らずにくすぶっており、くすぶりついでに自分のウェブサイト aotamitsuhiro.jp のアクセス解析のページを覗いて、どのような言葉を検索した人が私のウェブサイトに辿り着いているのか、調べてみました。
 以下は、その検索語と、それに対する小言です。

「伊勢湾フェリー 輪行」
 一昨年の日本縦断では、その途中で、青函フェリー、伊勢湾フェリー、関門海峡フェリーの三つのフェリーを利用しましたが、いづれのフェリーも輪行(自転車を分解して運搬用の袋に収めること)をせずに、自転車をそのまま載せることができました(写真 1 )。しかし、帰路において鉄道を利用するため、仕方なく重い輪行袋を背負って走りました。

「バルセロナ 自転車屋」
 2007年春のバルセロナ滞在中に、語学教室とホームステイ先との間に大きな自転車屋さんがありましたので、何度か立ち寄りました。トマス・ドミンゴ TOMAS DOMINGO というお店で、一階にロードレーサー、二階にマウンテンバイクの類いが置かれていて、売り場とは別に広い作業場がありました。バルセロナ大学とスペイン広場の中間、グランビアより一つ海側の通りの(どこかの)交差点に面していました(写真 2 )。

「オルベア バルセロナ店」
 カタルーニャ広場からグラシア通りを山側へ進んでディアゴナル通りを渡ると道路の中央が公園になっているのですが、その公園も終わる辺りの左側に、オルベア(スペインの自転車メーカー)のお店があったように記憶しています。

「ブエルタ エスパーニャ 牛 像」
 スペイン一周自転車競技大会(ブエルタ・ア・エスパーニャ)の実況放送で、黒くて大きな牛の看板が映し出されることがあるそうですが、ハイロードという自転車店のウェブページによれば、これは「地元のお酒の広告看板」なのだそうです。
URL : http://www.geocities.co.jp/SilkRoad/3119/080112nasu/andalusia.html
 私は、サラゴサからパンプローナに向かうバスに乗っているときに、トゥデラという町の近くで、その牛の看板を目撃しました。本当に、大きく、黒く、牛でした。もう少し小さいものでよければ、飲食店の軒先で見ることができます。写真 3 は、グラナダで見つけた小さな牛の看板です。

「アロンソ コルナゴ」
 F-1 操縦士のフェルナンド・アロンソがカルロス・サストレ選手らとともに自転車で走ったとき、彼はコルナゴ(イタリアの自転車メーカー)の自転車に乗っていたのですが、オートバイの有力選手であるダニ・ペドロサも、以前、コルナゴに乗っている写真が掲載されていました。モータースポーツ界で成功したスペイン人はコルナゴに乗るもの、と決まっているのでしょうか。

2009年5月5日 あおたみつひろ

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インラインスケートで妻沼散歩

 今日(5月10日)は、初夏を思わせる陽気の中、インラインスケートを履いて、カメラ( Pentax Optio W10 )片手に妻沼を散歩しました。
 アパートを出て、住宅や工場の集まる地区を抜けると、麦の植えられた畑が広がっていました(写真 1 )。他にも、長ねぎなどが栽培されているようです。農道をあちらこちらと彷徨っていたところ、藁で作られた立体美術品に遭遇しました(写真 2 )。
 その後、妻沼の町を西へと横切り、「道の駅めぬま」へ行きました。ここでは、農産物や鉢植え用の花などが売られており(写真 3 )、建物の周りには花壇やバラ園が整備されていました。

 アパートに戻り、近所のおそば屋さんで昼食を摂り、午後は妻沼図書館で過ごしました。こうして、巷では黄金週間と呼ばれていて、私の場合は黄金でも何でもなかった期間が、静かに過ぎて行くのでした。

2009年5月10日 あおたみつひろ

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三種の神器を揃えずとも

 この週末は、天候も体調もすっきりせず、マウンテンバイクで近所をうろうろした以外は、部屋の中に引きこもっていました。

 半世紀ほど前に、白黒テレビ、洗濯機、冷蔵庫の三つの家電製品が「三種の神器」と呼ばれたそうですが、妻沼のアパートでは、今のところ、テレビと冷蔵庫を使っておらず、洗濯機だけが稼働しています。
 その後、高度成長期には、カラーテレビとクーラー、そして自動車が「新三種の神器」とされたようですが、私は自動車も持っていませんので、妻沼での生活にはクーラーだけが存在します。

 テレビを見ない生活を送っていると、世界との同時性を保ちづらいですが、今夜は Freecaster.tv でマウンテンバイクのワールドカップの生中継を見ることで、ピレネー山脈との同時性を確保しています。

URL : http://freecaster.tv/MTB

2009年5月17日 あおたみつひろ

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ツアー・オブ・ジャパン、日比谷〜大井埠頭

 土曜日(5月23日)は、キャノンデール SIX13 に乗って、妻沼のアパートから、実家のある越谷まで移動しました。このところロードレーサーに乗っていなかったためか、あるいは朝食を摂らずに出てしまったためか、途中で力が出なくなり、中山道から国道463号バイパスを越谷方面へしばらく進んだ芝原一丁目の辺りで、コカコーラを買って飲みました。

09:13 妻沼のアパート
10:18 鴻巣警察署前、鴻巣市
11:20 新浦和橋、さいたま市
11:33 芝原一丁目、さいたま市
12:13 越谷の実家

 そして今日(5月24日)は、都内の日比谷から大井埠頭(周回路)にかけて競われる、第13回ツアー・オブ・ジャパン東京ステージの観戦です。残念ながら雨が降っていましたので、自転車ではなく電車に乗って見に行きました。
 日比谷では、シマノのチームを支援する知人から応援用の空気棒を頂戴しました。無料シャトルバスに乗って移動した大井埠頭では、適当にふらふらしながら、デジタルカメラに動画を収めました。

URL : http://www.aotamitsuhiro.jp/quicktime/

 観戦後、自転車店ハイロードに寄ろうと思い、武蔵小山に降り立ちましたが、休憩時間中でお店が閉まっていましたので、辺りを散歩したり、近くにある自転車店セキヤを覗いたりしてから、帰途に就きました。

2009年5月24日 あおたみつひろ

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八ヶ岳山麓で休養

 週末、越谷に住む両親を連れて(あるいは連れて行ってもらって)、八ヶ岳山麓の長野県富士見町にあるペンションへ泊まりに行きました。

 まず土曜日(5月30日)、早朝に電車で越谷へ移動してから、父親の自動車に乗り込んで、一路、中央自動車道の小淵沢インターチェンジを目指しました。この週末の天気予報はよろしくなく、実際の天気も良くはないのですが、山梨県を走り進めるに従い、少しづつ晴れ間も覗くようになりました。
 富士見パノラマスキー場へ行くときは、小淵沢インターチェンジを降りてから国道20号を目指すのですが、今回は道の駅こぶちざわの方向へ曲がり、アウトレットモールの近くを通り、棚田や段々畑を眺めながら、ゆっくりと自動車を走らせました。この時間帯は天気が良く、八ヶ岳も顔をのぞかせてくれました(写真 1 )。
 昼食は、八ヶ岳鉢巻道路からそう遠くないところにあるパン屋さん「ぱん・パ・パン」で摂りました。このお店は鉢巻道路の南西側の林の中にあり、店内は山小屋のような設えで(写真 2 )、落ち着いた雰囲気のなか、天然酵母入りのパンを美味しくいただきました。
 昼食後は、富士見パノラマスキー場で開催されているマウンテンバイクの大会を覗きに、富士見の町を抜けてパノラマスキー場へ行きました。会場に着いた頃から天気が崩れてしまい、雨が降ったり止んだりの状態になりました。しかし、あちら側は雨が降っていないようで、町の反対側にある八ヶ岳を眺めることができました。雨が止んだ隙にダウンヒル競技に参加している選手の写真を撮りましたが、ピンぼけ、手ぶれ、被写体ぶれ、のいずれかで、まともな写真を撮ることは出来ませんでした(写真 3 )。

 夜は、富士見高原ペンション村にあるペンション「RYOZO」に泊まりました。庭作りや建物に凝ったペンションもあるなか、RYOZO はそれらに比べると目立ちませんが、家庭的で美味しいお料理をいただくことが出来、気に入っています。

 明くる日曜日(5月31日)は、早朝にペンション村の周りを散歩し、それから朝食を摂りました。ペンションを出る頃には雨が降り出し、車中から雨に煙る農村を眺め、八ヶ岳美術館、八ヶ岳リゾートアウトレットモール、リゾナーレに立ち寄ってから、越谷への帰途に就きました。

 晴れていればもちろんですが、雨が降っていても、山の空気を吸いながら過ごす時間は、気持ちの良いものです。

2009年6月1日 あおたみつひろ

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八ヶ岳中止で皇居へ

 木曜日(6月4日)、スペインのスポーツ紙 MARCA のウェブサイトに、イタリアの人気自転車選手ダニーロ・ディルーカがスペイン一周大会への出場を希望している、という記事がありました。世界選手権を狙うディルーカにとって、その前に開催されるスペイン一周を走ることは良い準備となりますが、彼の所属するチームは、国際自転車競技連盟によって定められる格付けの第二群に属していて、主催者から招待状を受け取らなければ、大会へ参加することができません。ディルーカは、この状況に不満を感じていて、所属する LPR が来年「プロツアー」チームに昇格出来なければチームを去るとも発言しています。

 土曜日(6月6日)は、八ヶ岳山麓で自転車に乗る集いに参加する予定でしたが、雨のために中止となりました。

 そのようなわけで日曜日(6月7日)は、久しぶりに皇居まで走りに行きました(写真 1 )。三宅坂を下ったところで歩道に乗り上げて濠の向こうの桜田門を眺めてから、内堀通りを走行中のMR子さんに発見してもらい、後ろに付いて走り、竹橋付近で待ち構えていたMR子さんの旦那から「またストーカーですか」とありがたい御言葉を頂戴しました。帰りは、まっすぐ昭和通りへ戻らずに、水道橋から白山通りを走り、巣鴨を過ぎてから明治通りを飛鳥山方面へ。ここからは、池袋まで自転車通勤していた頃に走った道を走り、越谷へ帰りました。環七を南北に横切る日暮里舎人ライナーが開通し、その周辺は当時と比べて道路も整理され、(部分的に)あか抜けた感じがします。
 越谷の実家で昼食を摂った後、ひと休みのつもりが夕方近くまで寝てしまい、今週もキャノンデール SIX13 を越谷へ置いていくこととなってしまいました。

2009年6月8日 あおたみつひろ

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SIX13、妻沼に戻る

 火曜日(6月9日)、サンフランシスコで開催されていたアップルの世界開発者会議 WWDC の基調講演の模様が配信されており、Mac OS X 10.6、iPhone OS 3.0 ともに新技術を盛り込みながらも、進路としては「肥大化」よりも「洗練」へと向かっているようで、好ましく思いました。また、簡素な外観を持ったウェブブラウザ Safari は第四版となり、Windows OS にも正式に対応しました(画像 1 )。

 金曜日(6月12日)には、スペイン一周自転車競技大会を主催するウニプブリクから、大会に参加する21チームが発表されました。イタリアのイバン・バッソ選手はイタリア一周大会の後で、スペイン一周ではもっと良い走りを見せる、というような発言をしていましたので、彼が大会を盛り上げてくれることを期待しています。

 日曜日(6月14日)。越谷の実家に置かれたままになっていたキャノンデール SIX13 がようやく妻沼のアパートに戻ってきました。昨年の秋から履いている NORTHWAVE の黒い靴(写真 2 )も、少し暑苦しく見える季節になりました。熊谷で中山道に別れを告げて妻沼に向かうと、あちこちの田んぼに水が入り始めていました(写真 3 )。妻沼周辺では麦と稲の二毛作が行われているようで、この時期にようやく田植えが始まります。

10:24 越谷の実家
11:11 新浦和橋を越えて中山道へ、さいたま市
11:45 吉野町交差点で国道16号を横切る、さいたま市
12:56 八木橋百貨店を妻沼方面へ曲がる、熊谷市
13:10 自動販売機でコカコーラ補給、熊谷市
13:19 田んぼを眺める、熊谷市
13:33 妻沼のアパート

2009年6月15日 あおたみつひろ

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コロンビアの音楽

 土曜日(6月20日)。同じ会社で働くブラジル人夫妻の家にお邪魔し、子供たちと遊びました。保育園に通い始めた四女(五歳)は、すこしづつ日本語を覚えてきているようで、中学生のお兄さんが弾いているベースの弦を指で押さえては、「ここ?ここ?これ、むずかしいー。」と言っていました。彼女は、楽器をいじることに積極的で、また、歌もほとんど音程を外さずに歌うことができる、なかなかの音楽的能力の持ち主です。もう少し身体がしっかりしてきたら、次は、踊りを踊るように仕向けたいと思います。

 日曜日(6月21日)は雨のため、アパートの部屋のなかで音楽を聴きながら過ごしました。私の聴く音楽は、器楽曲か、日本語、ポルトガル語、英語の歌のいづれかであることが多かったのですが、最近はここにスペイン語の歌も加わってきました。そして、スペイン語音楽の産地として知られるプエルトリコや本国スペインの曲に混じって、それ以外の国の音楽があり、その多くがコロンビアのものであることに気付きました。はじめはコロンビアのものとは知らずに、インターネット放送や動画共有サイト( YouTube など)から取り出して、iTunes に入れて聴いていたのですが、あとから調べてみるとコロンビア産だということが分かりました。例えば、、、

・Juanes - Para Tu Amor
・Dragon y Caballero - Se Siente Bien
・Fonseca - Como Me Mira
・Fulanito - Cállate

などを聴いています。旋律の分かりやすさがコロンビア産の特徴でしょうか。聴きやすく、楽しみやすい音楽だと思います。

 月曜日(6月22日)には、会社の先輩の案内で、熊谷市と滑川町(ともに埼玉県)の間にある、ゴルフ場とホテルが合わさったような「ヘリテイジリゾート」というところの温泉に入りに行きました。仕事が終わってからでしたので、往路は少し慌ただしかったのですが、お風呂ではゆっくりとくつろぐことができました。

2009年6月23日 あおたみつひろ

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新幹線の切符を買いに

 この二週間は体調が悪く、頭痛が解消せずにいた私ですが、八月に乗鞍高原で開催される自転車乗りの集まりのために、ついに準備を始めました。
 現在、妻沼という大変不便な町に住んでいるため、朝五時に(第一集合場所である)新宿駅東口へ辿り着くには夜中に妻沼を発たなくてはなりません。私は、自転車乗りという人種の中では比較的良識を持った人間だと思っていますので、そのようなことは致しません。
 従って、今日(7月5日)、最寄りのJRの駅である熊谷駅まで、新幹線と駅レンタカーの切符を買いに行きました。当日は、ここ熊谷駅から長野県の上田駅まで新幹線を利用し、レンタカーで乗鞍高原を目指します。私は新幹線が好きなので、乗鞍で自転車に乗ることと同じくらい、往復の新幹線を楽しみにしています(今のように貧しい暮らしをしていると、憧れも加わり、なおさらです)。

 熊谷駅まではマウンテンバイクに乗って行ったのですが、帰り道に、熊谷と妻沼の間にある奈良という集落のお寺、集福寺に立ち寄りました(写真 1 )。特に大きなお寺でも、有名なお寺でもないと思いますが、境内に立ち入ると、思っていたより立派な伽藍で、お堂の屋根が大きく印象的でした(写真 2 、屋根以外はあまり格好良くありませんが)。

 話しは変わって、土曜日(7月4日)に開幕したフランス一周自転車競技大会。今年は、フェデリコ・マルティン・バーモンテスがスペイン人として初めてフランス一周を制してから50年ということで、スポーツ紙 MARCA のウェブサイトには彼についての記事が載り、スペイン国営放送のウェブサイトでは当時の映像が配信されていました。
 また、2007年フランス一周大会のアルベルト・コンタドール以来、三大大会の優勝者は全てスペイン語話者であり、これは、細々とスペイン語の勉強を続ける私にとって、多少の励みとなります。

 ここ数日、アレックス・ウバーゴというスペイン人歌手の歌を聴いています。彼のウェブサイトの Discografia のページで、アルバムに収録されている曲を選んで聴くことができます(画像 3 )。スペインの歌謡曲といった感じで、特に目新しい音楽ではありませんが、落ち着いた声で聴きやすいと感じました。

2009年7月5日 あおたみつひろ

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新盆

 先週の土曜日(7月11日)は、キャノンデール SIX13 に乗って、越谷の実家へ移動しました。途中で、スポーツバイク北浦和スズキに寄り、自転車用の手袋と靴下を買いました。このお店でクレジットカードを使うと、手数料として商品代金の2%が加算されます。

11:02 妻沼のアパート
13:19〜13:43 スポーツバイク北浦和スズキ
14:40 越谷の実家

 日曜日(7月12日)は祖母の新盆のため、お坊さんを招き、お経を読み上げて頂きました。それに先立ち、本屋さんで立ち読みをしたのですが、鉄道雑誌売り場に「 j train 」という季刊誌(画像 1 )が置かれていて、表紙の景色に見覚えがあったので手に取ってみると、それは越谷の貨物ターミナルの写真でした。午後には、昨日と同じく中山道を経由して、妻沼に戻りました。

14:45 越谷の実家
17:13 八木橋百貨店近くでコカコーラ補給、熊谷市
17:43 妻沼のアパート

 火曜日(7月14日)には、スペインのスポーツ紙 MARCA のウェブサイトに、F1操縦士のフェルナンド・アロンソが自転車のプロチームを立ち上げるのではないか、という憶測記事が載っていました。憶測の筋書きとしては、今月24日に競技へ復帰するビノクロフがアスタナの中心となり、アスタナから追い出されるブリュイネール監督とランス・アームストロングは Livestrong を旗印に掲げ、こちらも都合よく追い出されるアルベルト・コンタドールはアロンソが立ち上げるチームへ行く、というものです。そのチームの資金提供者として名の挙がっているサンタンデール銀行は、ミゲル・インデュラインが引退する頃のバネスト銀行(メインスポンサー)の社長であったアルフレド・サエンスが、副社長を務めているそうです。

2009年7月15日 あおたみつひろ

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太田の金山

 ここ二週間は体調が悪く、特に先週末の前後は熱っぽく、頭痛もあり、立っているのも辛いような状態でした。来週は自転車で乗鞍高原を走るのですが、そのための準備としてロードレーサーに乗ってどこかへ行くような余力はなく、どうにか次の一週間を生き延びて、長野新幹線に乗り込もうと思います。

 二年前の同じ頃、フランス一周自転車競技大会で新人賞の白色ジャージを着ていたアルベルト・コンタドールにあやかって、白い長袖(サーフィン用の女性もの)を買い、乗鞍に持っていきました。以来、愛用していたその白い長袖にも、数ヶ月前から落ちない汚れが付いてしまい、この土曜日(7月25日)に新しいシャツを買いに出かけました。マウンテンバイクに乗って向かった先は、熊谷の八木橋百貨店。ここは熊谷の駅ビルに比べて、お客さんの年齢層が高く、落ち着いた雰囲気があり、気に入っています。紳士物を売っている階へ行き、運動着らしきものを探すと、ありました。ゴルフシャツです。二年前と同じく、アルベルト・コンタドールにあやかって、今度は黄色いシャツを買いました(フランス一周大会の総合首位選手は黄色いジャージを着用します)。

 そして今日(7月26日)は、太田市(群馬県)の電器屋さんへ行ったついでに、マウンテンバイクで金山に登りました。金山(かなやま)というのは、太田駅の北側にある、ものすごく低い山(標高200メートル余り、写真 1 )で、わざわざロードレーサーに乗って行くようなところではありませんが、(私の持っているような)マウンテンバイクで登ると疲れます。登りきると太田の町を見下ろすことが出来ます(写真 2 )が、その低さ故に達成感はありません。下りは、少しだけ未舗装路を走りましたが(写真 3 )、散歩の延長で来てしまったためにヘルメットもコンタクトレンズも付けておらず、おそるおそる自転車を進めました。

 ちなみに、私の住む妻沼(埼玉県)から最も近い駅は、太田駅(群馬県)であり、JRでは熊谷駅(埼玉県)が最寄り駅となります。妻沼からバスに乗ると、それぞれ400円、450円かかることからも、それら「最寄り駅」が言葉ほどには近くないことが分かります。
(その後、太田駅よりも近い「西小泉駅(群馬県大泉町)」の存在を知りましたが、こちらは妻沼との間に「ほとんど」バスが通っていないため、自転車での利用が主となります。)

2009年7月26日 あおたみつひろ

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