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2003/01/13
今さら Sound Market!!

このお正月に「Auction.excite」というウェブ上のオークションで、Sound Market用のリモコンタイププレイヤー「RZ-RM1」を手に入れました。
Sound Market というのは、2000年末頃からDDI POCKETが H"で行っている音楽配信で、私の持っている電話機「三洋電機 RZ-J90」の場合は「KEITAI de MUSIC」方式を採っていて、著作権保護機能の付いたセキュアマルチメディアカードを使用し、受信したmp3を音楽にして聴くものです。

「聴き方」

KEITAI de MUSIC、というくらいですから、携帯しながらイヤホンで聴くのが主だと思います。しかし私は、あの類いのものが苦手なので、旧いスピーカー(元は親のものだった)を鳴らしてみようと考えました。

「揃えるもの」

思い立った時点で手元にあったものは、電話機「三洋電機 RZ-J90」と、ステレオスピーカー(スピーカーのみ)です。なので、まずはリモコンタイププレイヤー「RZ-RM1」(中古品、左写真)を3000円、送料や手数料を含めると4000円ほどで入手しました。そして、KEITAI de MUSICに対応したマルチメディアカードであるセキュアマルチメディアカード(日立の32MBのもの、新品、中央写真)を4800円で買いました。

残るは、プレイヤーとスピーカーの間を取り持つアンプリファイアー(アンプ)です。アンプなら何でも良いかというと、そうではなくて、今回の置こうと思っているのが「ピアノの上」だったり、音質へのこだわりは無かったりすることを考えると、ずっしり重くて大きいアンプは避けるべきです。しかし、どういうわけか、お店の品揃えは重くて大きい(しかも高価な)アンプが多いようです。アンプ単体で買う人というのは、音楽鑑賞を趣味としている人たちがほとんどだからなのでしょう。
私が買ったアンプは、ミニコンポ用のチューナーアンプを単体売りしたもの(上の右写真)で、中古で16000円でした。底面はA4用紙よりひとまわり広い程度で、軽く、ピアノの上に置いても何の影響もなさそうです。念のために書き添えておきますと、このピアノは現在、弾き手不在のために休眠中です。

「つなぎましょう」

あとは、スピーカー、アンプ、プレイヤーの三つを線でつなぐだけです。スピーカーとアンプの間は、スピーカーから生えているスピーカーコードをそのまま使いました。

そして、一端がステレオミニジャック、反対がオーディオ端子になっている線(左写真)を200円で買い、これをアンプとプレイヤーの間に用いました。
これを使うことで、ポータブルCDプレイヤーなどの携帯型再生機の大部分を、簡単につなぐことが出来るので便利です。また、パーソナルコンピューターもステレオミニジャックを備えていることが多いので、私の所有する唯一のCDプレイヤーである、旧い iBookをつなげることも出来ます(右写真)。

「鳴りました」

このような作業を経て、無事、スピーカーを鳴らすことが出来ました。永らくスピーカーだけで放置していたので、音が聞こえただけでも喜んでしまいます。
音質については、がっかりすることも覚悟していたのですが、そんなことは無く、小さなスピーカーでは邪魔になっていた細かい音が、大きなスピーカーで聴くとそれぞれの持つ表情が見えてきます。

記念すべき Sound Marketでのダウンロード第一号は、BoAの「Every Heart」です。ダウンロードには11分間くらいかかりました。この曲が第一号になったのは、私の所有する唯一のCDプレイヤーが旧い iBookであることに関係があるのかも知れません。
それはともかく、今後の課題はリモコンタイププレイヤー「RZ-RM1」を使いこなすことです。なにしろ、説明書が無いもので、基本となる操作もあやふやです。
あとは、楽曲を入手する費用が少なくなることを願いましょう。楽曲の価格(200~350円くらい)以外に通話料もかかるので、パケット通信に対応させて、つなぎ放題の料金の中で使えるようになれば良いと思っています。

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